消費者金融と銀行の提携

大手の消費者金融と銀行は提携をおこなっている。プロミスと三井住友銀行、アコムと三菱東京UFJ銀行などが代表的な例である。

2004年3月、アコムは三菱東京フィナンシャル・グループより発行済株式数の15%の出資を受け入れ、業務・資本提携を発表した。

また2004年6月にはプロミスが、三井住友フィナンシャルグループから発行済株式数の20%を上限とする出資を受け入れる業務・資本提携を発表した。

大手消費者金融会社と大手銀行の提携は、いずれも戦略的提携であることが強調され、消費者金融が新たなステージに入ったことを象徴する動きであった。

銀行は、消費者金融における収益機会を捉えるべく、消費者金融会社との提携をより進化させていったと見ることができる。

いわゆるメガバンク系の貸金専業者などに審査や保証を委ねる「提携中心型」である。

無難ではあるが、銀行としては自律的なビジネス展開も収益性確保も困難だろう。

しかし、顧客との接点を外部に奪われる心配はなく、金融機関としての社会的責任を果たす姿勢を示すこともできる利点がある。